だれでもモバイルが提供する「誰でもWi-Fi」は、銀行口座を持っていれば誰でも審査不要で契約ができるWi-Fiサービスです。
使用する設備や端末はUQWimaxのサービスなので、通信容量が使い放題と人気です。
クレジットカードを持っていない人や、ブラックリストの方でも契約ができるサービスなので、ニーズがしっかりある一方で、審査不要で契約できることに対して、不安に思う声もあるようです。
結論から言うと、だれでもモバイルは総務省に届出をしっかり出しており、安心して利用できるサービスです。
ただし、一般的な審査が必要なWi-Fiサービスよりはやや割高な印象を受けるので、「誰でもWi-Fi」は大手サービスの審査が通らない場合に検討することをおすすめします。
審査に不安のない方は、状況別におすすめできる光回線やモバイルWi-Fiの選び方を下記の記事で解説しているので参考にしてください。
誰でもWi-Fi(無制限Wi-Fi)とは
誰でもWi-Fiとはブラックリストの方でも契約が可能なポケットWi-Fiで、日本初の無審査で使える無制限Wi-Fiです。
また、Wi-Fiサービスの支払い方法はクレジットカードでなければならないサービスが多々ありますが、誰でもWi-Fiは口座振替に対応しており、クレジットカードを持っていないユーザーでも契約できます。
尚、だれでもモバイルは、スマートフォンも審査不要で契約ができます。
このようにだれでもモバイルは、生きていく上で必需品である通信サービスを、他社では審査が通らない人に対しても提供をしている企業です。
誰でもWi-Fiのサービス詳細
では早速誰でもWi-Fiのサービス内容を見ていきましょう。
誰でもWi-Fiの料金詳細
まずは料金からです。
契約携帯会社 | だれでもモバイル | 他社 | |
3GB以上 | 1GB | ||
月額料金 | 5,480円 | 5,980円 | 6,980円 |
月額料金の 支払いタイミング | 翌月分の月額料金を前払い | ||
契約事務手数料 | 10,000円 | ||
プラスエリアモード利用料 | 1,500円 (自身の端末でプラスエリアモードを設定し利用すると自動的に加算) |
誰でもWi-Fiの月額料金は契約している携帯電話によって異なります。
だれでもモバイルを契約している場合でも、そのプランが1GBのプランなのか、3GB以上のプランなのかによって異なります。
一般的な通信サービスは料金が後払いであるところが多いですが、だれでもモバイルの場合は、月額料金も事務手数料の支払いも前払いです。
審査が不要という運営側のリスクを防ぐためにも、支払われたことを確認してから利用してもらうというスタンスなので、リスクヘッジを賢くとっている印象です。
尚、レンタル端末は手数料の支払いが確認できた後に発送されます。
WiMAXで利用できる電波を拡張するオプション機能のこと。
通常よりも更に広いエリアで高速通信サービスが利用でき、屋内や建物の陰といった県外になりがちな場所にも電波が届きやすくなる。
誰でもWi-Fiの端末情報
誰でもWi-Fiで使用する端末はレンタルで、「Speed-Wi-Fi-5G-X12」と「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」から好きな方を選んで契約します。
2つの端末の違いを簡単にまとめると、「Speed-Wi-Fi-5G-X12」は手軽に持ち運びができるポケットWi-Fi、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は持ち運びはできないものの、電波の安定性に優れた、コンセントにつなげて使用するホームルーターです。
尚、誰でもWi-Fiは現在初回契約キャンペーン価格として、これらの端末代金が0円になっています。
同じWiMAXを取り扱っている他社サービスでは、同じ端末なのに端末代金20,000円~30,000円程かかるものもあるので、誰でもWi-Fiの端末代金設定は良心的です。
誰でもWi-Fiの契約期間と解約金を抑えておこう
誰でもWi-Fiの最低利用期間は3年間です。
他社でよくあるような自動更新型ではなく、最低利用期間内に解約すると解約金がかかるという形なので、4年目以降はいつ解約しても解約金がかかりません。
解約金の詳細は下記の通りです。
契約期間 | 解約金 |
1ヶ月目~12ヶ月目 | 20,900円 |
13ヶ月目~24ヶ月目 | 15,400円 |
25ヶ月目~36ヶ月目 | 10,450円 |
強制解約 | 20,000円 |
強制解約とは支払いを滞納している状態が長く続くと起こります。
この場合は契約期間に限らず20,000円の解約金が請求されます。
また、強制解約を含む解約から2週間以内にレンタル端末を返却しない場合は、別途端末代として25,000円請求されるので、解約時は速やかに端末を返却しましょう。
上記の画像は誰でもWi-Fiの申し込み画面ですが、解約時に端末を速やかに返却すれば、5,000円返金を受けられますよ。
誰でもWi-Fiと他社の料金比較
ここまで誰でもWi-Fiのサービス内容を解説しましたが、実際に誰でもWi-Fiはお得なのか、他社と比較してみます。
誰でもWi-Fiと他社WiMAXの料金比較
誰でもWi-Fiと同じように、WiMAXの設備や端末を利用したサービスが多々あります。
サービス名 | 月額料金 | 端末代金 | 解約金 | |
誰でもWi-Fi | だれモバ 3GB以上 | 5,480円 | 0円 | 1年目:20,900円 2年目:15,400円 3年目:10,450円 |
だれモバ 1GB | 5,980円 | |||
他社携帯電話 | 6,980円 | |||
BIGLOBE WiMAX +5G | 1.2年目:3,773円 3年目以降:4,928円 | 27,720円 | 0円 | |
DTI WiMAX2+ | 1.2年目:4,180円 3年目以降:4,730円 | 27,720円 | 1,100円 | |
GMOとくとくBB WiMAX +5G | 1~3年目:3,762円 3年目以降:4,807円 | 27,720円 | 0円 | |
カシモWiMAX | 4,818円 | 実質0円 | 0円 |
比較したところ、誰でもWi-Fiの中で一番安い月額料金だったとしても他社よりは最も高い結果になりました。
しかし、端末代金が負担になるところが多い中、誰でもWi-Fiは0円であり、魅力的に感じました。
ただ全体を見ると、月額料金が安く、端末代金も実質0円のカシモWiMAXが最もバランスが良い印象です。
品質に関してはすべてWiMAXなので、同等です。
他社審査不要Wi-Fiとの料金比較
基本的に月額料金を払って利用するWi-Fiサービスで、審査がゼロということはなく、誰でもWi-Fiは非常に特殊なサービスです。
ただ、Wi-Fiサービスの中には、月額料金不要で、端末を買い切り、データをチャージすることで利用できるものもあります。
この場合審査が不要なので、当然ブラックリストの方でも契約が可能です。
中でも「STARチャージWi-Fi」は買い切り式のWi-Fiサービスの中でコストパフォーマンスが高くおすすめです。
簡単にSTARチャージWiFiの料金について解説します。
サービスを利用開始するためには専用の端末を購入します。
端末の購入に合わせて、サービス開始時から利用できるデータ量によって金額が異なります。
端末代金 + 初回チャージ容量 | 料金 |
100GB | 24,500円 |
30GB | 22,500円 |
10GB | 19,500円 |
1GB | 19,000円 |
端末購入後、データ量をチャージするときの料金は下記の通りです。
チャージ容量 | 料金 |
100GB | 5,980円 |
60GB | 4,980円 |
30GB | 3,280円 |
20GB | 2,880円 |
10GB | 1,480円 |
1GB | 980円 |
STARチャージWiFiの詳細については下記の記事で解説しているので参考にしてください。
STARチャージWiFiは、データ量が空になった状態で6カ月が経過しない限り継続的に利用可能なため、チャージしたデータ量を長期的に使えます。
一方誰でもWi-Fiは月額料金がかかるもののデータ量は使い放題です。
データ通信をたくさん利用する人は誰でもWi-Fi、月によって利用するデータ通信量が異なる、あるいは利用するデータ通信量が少ないという方はSTARチャージWiFiがおすすめです。
誰でもWi-Fi 申し込みから利用開始までの流れ
- ①公式サイトから申し込み
まず公式サイトから申し込みを進めます。
ここで「初期費用無し(分割)」を選択すると審査が必要となり、就業先、生活保護先、緊急連絡先などの確認が必要になります。
初期費用は一括でも分割でも総額は変わりないので、審査が不要な場合は初期費用を一括支払する「初期費用有り」を選択しましょう。 - ②本人確認
公式サイトに従って申し込みを進めると、本人確認書類のアップロードを行う流れになります。
- 運転免許証
- 外国人登録証(永住)
- 在留カード
- マイナンバーカード(表面のみ)
- 障がい者手帳
- 住基カード
- パスポート
本人確認に使用できる書類は上記のもので、顔写真の掲載されているものに限ります。
尚、パスポートを除き、氏名、生年月日、お住まいが印字されていることが必要です。(手書きの記入は不可) - ③初期費用の支払い
申込時に入力したメールアドレス宛てに初期費用支払いのお願いメールが届くので、内容に従って支払いましょう。
支払方法はコンビニか銀行送金で選択できます。さらに送られてきたメールのリンクから毎月の支払いの銀行口座を登録しましょう。
- ④商品を受け取り、利用開始
誰でもWi-Fiのよくある質問
- Q誰でもWiFiは完全無制限で速度制限はない?
- A
誰でもWiFiはUQWimaxの回線を使っているので基本的に無制限で利用できます。
2Tbpsなど大幅な利用があった場合UQWimaxによって制限がかかることもありますが、基本的な利用であれば無制限とのことです。
尚、プラスエリアモードを使った場合は、30GB迄で制限がかかります。
- Q支払方法は口座振替以外にある?
- A
誰でもWi-Fiの支払い方法は銀行引き落としのみです。
- Q端末を紛失、盗難に遇った場合はどうすれば?
- A
まずはだれでもモバイルお客様センターまで電話をしてください。
悪意の第三者の不正利用を防止するためにサービスの一時中断をします。
尚、端末紛失代金として別途25,000円かかります。
- Q申し込み後、最短どれくらいで商品が届く?
- A
申込が終わり、支払い完了後の銀行口座登録が完了してから最短で3営業日で届きますが、基本的に口座登録から7日後程度要します。
- Q契約住所以外に配送することはできる?
- A
本人確認に利用する身分証に記載されている住所以外に配送することはできません。
尚、営業所止め、転送、宅配BOX等の送付もできません。
- Q端末はレンタル品?
- A
誰でもWi-Fiの端末はレンタル品です。
従って解約時には必ず返却が必要です。
返却が解約後2週間以内にない場合は、別途25,000円請求されます。
返却が完了したら、返送手数料として5,000円銀行振り込みにて戻ってきます。
- Q誰でもWi-Fiを複数台契約はできる?
- A
契約自体は複数することは可能ですが、端末のレンタルは1台のみです。
2台目からは端末を一括購入(25,000円)することで契約できます。
- Q誰でもWi-Fiは法人契約できる?
- A
誰でもWi-Fiは法人契約ができません。
個人事業主の屋号での契約もできません。
誰でもWi-Fiのメリット・デメリット
誰でもWi-Fiは審査が不要で使い放題のWi-Fiが契約できる画期的なサービスです。
最後にメリットとデメリットをまとめ、おすすめできる人の特徴を解説します。
何と言っても誰でもWi-Fiの最大のメリットは審査不要で契約できる点でしょう。
ポケットWi-Fiやホームルーターは端末を分割で購入するサービスが多く、そうなると審査を避けることができなくなってしまいますが、誰でもWi-Fiは端末も無料でレンタルしてくれます。
誰でもWi-Fiはどうしても審査が必要な他社サービスよりは月額料金が割高です。
解約金に関しては3年間の最低利用期間内に解約した場合発生します。
ただ他社はほとんどのサービスが端末を2年や3年で分割購入する形をとっており、誰でもWi-Fiではその代金分が解約金設定に充てていると考えれば妥当でしょう。
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